宇宙政策委員会の宇宙基本計画(10年計画)により民間企業の宇宙産業への活動が急速なスピードで進んでおります。
しかし宇宙用部品は宇宙環境における高い信頼性が要求されており、開発には時間と費用が掛かるため、低コスト化・高性能化を目指し、汎用部品・材料の利用が注目されております。
ケミトックスでは宇宙機で使用される下記のような汎用製品・材料で宇宙環境における実証実験を行いました。
- 紫外線に弱いイメージのある高分子材料。さらに高エネルギーの宇宙線(放射線)に曝露されればすぐにボロボロになってしまうのでは? 宇宙環境での耐久性を調べるために様々な樹脂に放射線照射を行った結果、意外な結果が見えてきました。高分子材料評価のエキスパートが解説します。
- 人工衛星といえば、太陽電池パネルを広げている姿を思い浮かべるのではないでしょうか。太陽電池は多くの種類がありますが、極限条件における劣化の仕方も様々です。安価な市販の太陽電池から最先端のペロブスカイト太陽電池まで、太陽電池の評価機関としての長年の経験に基づき実験結果を分析します。
- 人工衛星において、太陽電池が発電した電力を制御するために不可欠なのがパワーデバイスです。宇宙環境でパワーデバイスが使用されるとき、半導体結晶か、酸化膜か、あるいは封止材か、一体どの部位が原因で故障が起こるのでしょうか? パワーデバイス信頼性の専門チームの協力のもと弊社の解析結果を紹介します。
- 次世代の高性能二次電池として話題の全固体電池は、航空宇宙業界でも大注目! 過酷な環境でもそのポテンシャルは活かせるのか? 業界に先駆けて、低温減圧環境での劣化評価を行いました。
本ウェビナーがきっと皆様の宇宙産業参入の際に役立てていただけると確信しております。 |
PV・材料試験評価事業部
エンジニア
齋藤 祥太郎
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