リチウムイオン電池評価試験

リチウムイオン電池評価試験一覧 | 充放電サイクル耐久性試験

充放電サイクル耐久性試験のご紹介

◆試験条件および要求
試験名 規格番号 条件 要求
リチウムイオン電池
充放電サイクル耐久性試験
(Endurance in cycles)
JIS C8711
ポータブル機器用リチウム二次電池
〇通常試験
温度条件:20±5℃の環境下
①サンプルを0.2 It Aの電流値で放電する。
②製造者の指定方法で充電する。
この①~②のサイクルを500サイク ル繰り返す。
放電容量が定格容量の60%未満になるサイクル数を求める。 単電池:
 400サイクル以上
組電地:
 300サイクル以上
〇加速試験
温度条件:20±5℃の環境下
①サンプルを0.5 It Aの電流値で放電する。
②製造者の指定方法で充電する。
この①~②のサイクルを単電池400サイク、組電池300サイクル繰り返す。
単電池、組電池と裳に定格容量の60%以上
JIS C8715-1
産業用リチウム二次電池の単電池及び電池システム
温度条件:25±5℃の環境下
①サンプルを0.2 It Aの電流値で放電する。
②製造者の指定方法で充電する。
この①~②のサイクルを500サイクル繰り返し、その後0.2 It Aで放電容量を測定する。
放電容量が定格容量の60%以上
IEC 62620
産業用途で使用する二次リチウム電池及びバッテリ
温度条件:25±5℃の環境下
①サンプルを1/n It Aの電流値で放電する。
②製造者の指定方法で充電する。
この①~②のサイクルを500サイクル繰り返し、その後0.2 It Aで放電容量を測定する。
(充電タイプ※1E、M、Hはn=5、Sはn=8、10、20または240)
放電容量が定格容量の60%以上
※1:放電タイプについては技術資料:放電タイプについてをご参照ください。

 

規格では上記のような常温にける試験条件と要求事項について規定がありますが、リチウムイオン電池のサイクル寿命は充放電電流値、試験温度などに非常に影響を受けやすいことも知られています。
ケミトックスでは上記規格に準じた試験だけでなく温度や前処理を変更した特殊な条件での試験実施も可能です。ご興味のある方はお気軽にご相談ください。


【充放電試験装置スペック】
チャンネル数:20ch
温度範囲:-40℃~100℃
試験槽容量:1000×800×1000 (mm)

リチウムイオン電池の安全性試験

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担当:坂本 清彦
TEL:0551-42-5061 FAX:0551-20-6335

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