加熱試験
リチウムイオン電池はその利便性から日常の様々な場面で採用されています。炎天下の車中や冬は暖房機器周りなど、私たちの生活の中には電池が通常使用範囲を超えた異常高温に曝される可能性がたくさん潜んでいます。安全性の規格では電池を短時間で昇温し、その後高温で保持する加熱試験の要求があります。ケミトックスでは下記の各条件での試験に対応しております。また、低温下も含む温度サイクル試験についても実施しています。
◆加熱試験条件
表1 各規格と温度条件試験名 | 規格番号・要求 | 条件 | 判定基準 |
加熱試験 (High temperature endurance, Heating test) |
JIS C 8715-2 | 周囲温度25℃から5℃/分で昇温 85℃で3時間保持 | 発火、破裂無いこと |
QC/T743-2006 | 昇温条件に付いて規定なし85℃で120分保持 | 発火、破裂無いこと | |
IEC62660-2 UL2580 |
周囲温度から5℃/分で昇温130℃で30分保持 | 発火、破裂、爆破がないこと | |
セパレータがメルトダウンする高温条件による試験 | 周囲温度20℃から5℃/分で昇温150℃で60分保持 | - |
|
|
また上記のような既定の条件以外にもご要望により対応しておりますのでお気軽にお問い合わせください。 |
リチウムイオン電池の性能評価
リチウムイオン電池の安全性試験
・全固体電池の試験評価サービス
・全固体電池の試作サービス
お問い合わせ先
担当:坂本 清彦
TEL:0551-42-5061 FAX:0551-20-6335