リチウムイオン電池評価試験

リチウムイオン電池評価試験一覧 | 容量保持率および容量回復率

容量保持率および容量回復率

リチウムイオン電池は手軽で容量も大きく、日常の様々な場面で利用されています。リチウムイオンに要求される性能試験に容量保持率および容量回復率がありますが、これは二次電池の長期保存下での自己放電による容量減少と、その後の回復率を評価します。リチウムイオン電池は比較的保存特性の高い二次電池として知られていますが、弊社では下記規格に従い評価いたします。

◆試験条件
表1 各規格と温度条件
試験名 規格番号、要求 条件 判定基準
容量保持率
および
容量回復率

Charge (capacity) retention and recovery
JIS C 8711
IEC62620
  • 充電後、25℃で28日間静置する
  • ①周囲温度25℃で0.2 ItAで放電容量を測定する
  • 充電し、25℃で1~4時間静置する
  • ②周囲温度25℃で0.2 It Aで放電容量を測定する
定格容量に対して
①が85%以上
②が90%以上
JIS C 8715-1
  • 充電後、20℃で28日間静置する
  • ①周囲温度20℃で0.2 It Aで放電容量を測定する
  • 充電し、20℃で1~4時間静置する
  • ②周囲温度20℃で0.2 It Aで放電容量を測定する
定格容量に対して
①が70%以上
②が85%以上
  • 充電後、20℃で0.2 It A、2.5時間放電する
  • 40℃で90日間静置する。
  • 20℃で充電し、20℃で1~4時間静置する
  • ②周囲温度20℃で0.2 It Aで放電容量を測定する
長期保存後の
容量回復
定格容量に対して
②が50%以上
弊社ではご希望に応じた保存状況による試験など規格以外の条件での試験にも対応しております。お気軽にご相談ください。

リチウムイオン電池の性能評価

リチウムイオン電池の安全性試験

・全体電池の試験評価サービス
・全体電池の試作サービス


お問い合わせ先
担当:坂本 清彦
TEL:0551-42-5061 FAX:0551-20-6335

  ご依頼の際は下記の試験依頼書にご記入のうえ、担当者にご送付ください。
お問い合わせ ご依頼書ダウンロード
   
  評価・業務案内一覧