鉄道車両に搭載される電気品の耐環境ストレスを評価
鉄道車両内で使用される電気機器は、高温、低温、高湿度、急激な温度変化、振動・衝撃、塩害、水の侵入、機器相互の電磁波干渉など、様々な環境ストレスに曝されます。
そうしたストレスに対する耐久性を検証するために、IEC 60571、EN 50155という国際規格が策定され、日本でもJIS E5006として規格化しております。
ケミトックスは、中立の第三者機関として、これらの規格に基づく環境試験の実施サービスを行っております。特に、温湿度試験、及び塩水噴霧試験については、大型試験槽を有しているため、様々な機器の試験に対応可能です。
試験項目 | EN 50155:2017 項目番号 | IEC 60571:2012 項目番号 |
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目視検査 | 13.4.1 | 12.2.2 |
性能試験 | 13.4.2 | 12.2.3 |
電源試験 | 13.4.3 | 12.2.7 |
絶縁試験 | 13.4.9 | 12.2.10 |
低温保存試験 | 13.4.6 | 12.2.15 |
低温起動試験 | 13.4.4 | 12.2.4 |
ドライヒート試験 | 13.4.5 | 12.2.5 |
温湿度サイクル試験 | 13.4.7 | 12.2.6 |
塩水噴霧試験 | 13.4.10 | 12.2.11 |
筐体保護 (IP) 試験 | 13.4.12 | 12.2.13 |
EMC試験 | 13.4.8 | 12.2.8, 12.2.9 |
振動・衝撃試験 | 13.4.11 | 12.2.12 |
*: 一部試験は外部委託となります。