フレキシブルプリント配線板(FPC)およびその基材には、用途に応じた高い耐柔軟性が求められます。フレキシブルプリント配線板はその柔軟性・軽量性・省スペース性を活かし、幅広い電子機器への採用が進んでいます。近年ではスマートフォン、タブレット、スマートウォッチといったウェアラブルデバイスに加え、医療機器分野でも応用が拡大しており、今後さらなる需要の増加が見込まれます。
こうした背景から、実使用環境に即した機械的信頼性の評価がますます重要となっています。中でも、耐柔軟性を評価する主要な試験として「耐屈曲性試験」および「耐折性試験」があります。
耐屈曲性試験
サンプルの屈曲耐性を評価する試験です。固定したサンプルを、駆動部の板を上下に振動させることにより屈曲させます。既定の屈曲回数、またはサンプルが破断するまで試験を行います。サンプルの導通抵抗変化率を経時測定することが可能です。常温常湿以外での試験も対応可能です。以下に異なるFPC材料の比較試験事例を示します。

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試験イメージ図
〇仕様
・ストローク長:5~30 mm
・屈曲半径:1.0~2.5 mm(範囲外もご相談ください)
・屈曲速度:100~3,000回/分
耐折性試験
サンプルの折れ曲がり耐性を評価する試験です。MIT試験とも呼ばれています。サンプルに荷重をかけながら治具を回転させることにより折り曲げます。既定の折り曲げ回数、またはサンプルが破断するまで試験を行います。
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試験イメージ図
〇仕様
・ストローク長:5~30 mm
・屈曲半径:1.0~2.5 mm
・屈曲速度:100~3,000回/分
ケミトックスでは、規格に対応した装置を保有していますので、規格に沿った評価が可能です。また、試験サンプルの作製も承っております。その他、フレキシブルプリント配線板以外にもフィルム製品の耐久性評価にもご活用いただけます。
〇規格例
| 項目 | 規格番号 | 規格名 |
| 耐屈曲性試験、耐折性試験 | JIS C5016 | フレキシブルプリント配線板試験方法 |
| 耐折性試験 | JIS C6471 | フレキシブルプリント配線板用銅張積層板試験方法 |
お問い合わせ先
担当:須藤 正喜
Email:ma-sudo@chemitox.co.jp
TEL:03-3727-7111
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