第20回 比較トラッキング指数試験の徹底解説!-高電圧条件での新規格「UL2597」- 

No.20
比較トラッキング指数試験の徹底解説!
-高電圧条件での新規格「UL2597」によるトラッキング性評価-

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山梨試験センターKAI
PV・材料試験評価事業部 試験エンジニア
小林 匠
初心者向け
料金:5,500円
121日(水) 10:30-12:00
様々な電気製品に要求されている比較トラッキング指数試験について、基礎的な試験の解説からIECとASTM規格の評価の違いを解説する。さらには近年のEVの高電圧化に伴い電圧600Vを超えたトラッキング性能を評価する新規格として2025年5月7日に発行された「UL2597」を用いた試験方法についても解説する。従来600Vを超える材料のトラッキング性能を評価する方法として使用されてきた傾斜面トラッキングと、このUL2597とで評価した実証実験の結果についても解説の予定。

プラスチック材料評価試験を中心に、CTI試験だけでなく燃焼性試験まで様々な試験に従事。
  1. 耐トラッキング性はなぜ必要とされるのか
  2. UL746A比較トラッキング指数試験(CTI試験)について(UL746A, ASTM D3638, IEC60112)
  3. 600Vを超えるSTT(表面トラッキング)試験
    「UL2597」に基づく試験
  4. 傾斜面トラッキング試験とUL2597 STT試験の違い
  5. UL2597と傾斜面トラッキング試験の実証実験の結果
  6. UL746Aで規定されるCTI以外の試験要求