■ JIS C8711高率放電性能試験
〇試験サンプル 海外製市販品18650型電池
サンプルA：マンガン系正極材料
サンプルB：コバルト系正極材料
温度：20℃（恒温槽使用）
開始状態：SOC 100%
充電電流：0.2 It A（通常放電）、1.0 It A（高率放電）
| サンプルA | サンプルB |
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試験結果
・定格容量（ 0.2 It A 放電）に対して高率放電条件（ 1.0 It A ）では放電容量は減少した。
・定格容量に対してサンプルAは約3.5%減、サンプルBは約0.3%の減少であった。
・サンプルAの方が交流内部抵抗値がおよそ1.3倍高いため、電圧降下および温度上昇が顕著であった。
また、電極材料により放電曲線形状が異なり、そのことが高率放電結果に影響していると考えられる。
・両サンプルとも規格要求（単電池の場合定格容量の70％）を大きく上回る高率放電性能であった。
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