太陽電池EVAの迅速架橋率評価方法
セミナー概要
封止材EVAの架橋率は、太陽電池モジュールの品質を左右します。国際標準規格IEC 62788-1-6や中国標準規格GB/T 29848で定義されたDSC法は、既存のキシレン抽出法よりも簡易でかつ迅速な測定が可能です。本セミナーでは、DSC法に関する詳細な説明だけでなく、多くの実験結果を交えて、今後多発するであろうフィールドでのモジュールの不具合解明に役立つ様々な例を報告いたします。また、EVAから発生する酢酸の新しい検出方法についてもお話しいたします。
- キシレン抽出法とDSC法とは
- 封止材EVAの架橋率とは
- IEC 62788-1-6とGB/T 29848について
- 一次的手法 キシレン抽出法
- 二次的手法 DSC法
- DSC法(1) 架橋反応エンタルピー法
- DSC法(2) 結晶化温度による判定(溶融/凍結法)
- DSC法(3) エンタルピー/溶融/凍結法
- キシレン抽出法とDSC法の相関性について
- 品質管理としての架橋率測定
- 初期不良と市場不具合による架橋率の測定方法
- 製造現場における架橋率測定
- 市場における太陽電池モジュールEVAの架橋率測定
- モジュールからのEVAサンプル取り出し方法
- 太陽電池モジュール内のEVA架橋率分布
- モジュールの高温高湿試験、温度サイクル試験、結露凍結試験、紫外線暴露などの加速劣化によるEVA架橋率の劣化
- 架橋率不足により想定される故障モード
- EVAから発生する酢酸の新しい検出方法
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開催日 | 2019年10月16日(水) | ||
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講師 |
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時間 |
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場所 | (株)ケミトックス本社 第2ビル 4階 セミナー室 | ||
費用 | ¥8,000 1社から 3名様以上ご出席の場合には 20% ディスカウント。 |
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定員 | 10 名(少人数のため受講票は発行いたしません。当日受付にてお名前をお伝えください。) | ||
備考 |