《アジア初!》新庄試験センターにて航空機内装材の燃焼試験 次世代OSUヒートリリース試験装置 (HR2) の立ち上げが完了しました。

新庄試験センターに、航空機内装材に対して実施が要求されるOSUヒートリリース試験の次世代機、HR2が導入され、立ち上げ作業が完了しました。 米国からメーカー技術者を招き、装置の据付、セットアップ、トレーニングをじっくりと入念に行いました。トレーニングの最後に、ボーイング社の持つ標準サンプルで確認試験を行い、非常に安定したデータを取得することができることが確認されました。

航空機内装材燃焼試験

HR2は、従来の試験装置でたびたび問題になる、試験結果の再現性の低さ、バラつきの発生を抑えるため、様々な機構の改善を施した次世代機となります。現在、米国連邦航空局(FAA)で、HR2を規制要求に導入するための最終審議が行われており、早晩導入が正式に決定する見込みとなっています。

ケミトックスは、規制改訂の動きを先取りし、第三者試験機関として世界的に見ても最速で装置を導入いたしました。FAA、ボーイング、エアバスに続き、世界で4番目、アジアでは初となるHR2の立ち上げを達成した機関となります。アジアにおける航空機内装材燃焼試験のリーディング機関として、FAAが主催するHR2のプロジェクトチームへの参画も決定しております。

航空機内装材のFAA燃焼試験要求(FAR Part 25.853等)については、要求事項の大幅な改訂が予定されており、その中でHR2は最も重要な役割を担う試験の1つとして、今後ますます需要が高まることが予想されております。試験ご依頼については、下記の担当者までお気軽にご相談ください。

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担当:藤岡 博明
TEL: 03-3727-7111
Email: hi-fujioka@chemitox.co.jp

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