リチウムイオン電池評価試験

リチウムイオン電池評価試験一覧 | 過充電試験

過充電試験のご紹介

リチウムイオン電池を誤って過充電してしまうことによる発火・破裂の事故が多く報告されています。これはコネクタの形状が類似している非純正品の充電器を誤使用してしまい、そのバッテリーの定格よりも高い電圧・電流で充電してしまう人為的なミスと、さらに適切な保護機能が作動しなかったり、または保護機能がなかったなどが重なることで過充電状態となり、熱暴走を起こし発火・破裂に至ったと分析されます。過充電試験では各単セルや電池ブロックが、このような充電電圧以上の高電圧に対してどのような挙動を見せるか、その安全性を試験します。

【各種規格と試験条件】

試験名 規格番号 条件
リチウムイオン電池
過充電試験
(Overcharge test)
JIS C8712 SOC 0%
最大電流の2.5倍
定格容量の250%まで通電
JIS C8714 SOC 100%
上限充電電圧を超える電圧を印加し
充電が停止するときの電圧を測定する
JIS C8715-2 SOC 0%
最大充電電流
充電最大電圧まで
JIS C62133-2 SOC 0%
2.0/t Aで充電する
a)単一の電池の場合は上限充電電圧の1.4倍
b)直列した電池の場合は上限充電電圧に直列数を乗じて、その1.2倍の値まで
UN38.3 SOC 100%
最大連続充電電流の2倍で充電する
a)充電電圧が18V以下の場合は最大充電電圧の2倍か22Vのいずれか小さい電圧まで。
b)18Vを超える場合は最大充電厚の1.2倍まで
IEC62660-2 SOC 100%
製造業者が指定する電流値で充電し、製造業者と合意した電圧に達するまで
製品開発では様々な条件での安全性の検証試験が必要かと思います。ケミトックスでは上記のような規格に準じた試験だけでなく、試験例のような特殊な条件での試験実施も可能です。様々なご要望条件でのご依頼を承っておりますので、ご興味のある方はお気軽にご相談ください。

 

【過充電試験装置のスペック】

電圧出力範囲 -60 V DC ~ +60 V DC
電流出力範囲 -30 A DC ~ +30 A DC
電圧電流出力範囲

リチウムイオン電池の性能評価

リチウムイオン電池の安全性試験

過充電、強制放電試験リーフレット
 

お問い合わせ先
担当:渡邊 仁、坂本 清彦
TEL:0551-45-6133

  ご依頼の際は下記の試験依頼書にご記入のうえ、担当者にご送付ください。
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