交流内部抵抗測定
リチウムイオン電池の状態を判断するパラメータとして内部抵抗が挙げられます。内部抵抗には溶液抵抗、電荷移動抵抗、活性物質バルク抵抗、接触抵抗などが含まれています。測定方法は直流法と交流法の二種類があります。直流法については弊社ホームページの『直流内部抵抗の測定』をご参照下さい。
ケミトックスではJIS C8715-1やIEC62620で規定されている周波数1kHzのときの交流における抵抗値を測定いたします。この交流抵抗の測定は、単電池に対する各種性能評価試験と安全性試験の前後に実施することをお勧めします。
◆18650リチウムイオン電池での測定例
〇試験条件 温度:23℃ 放電電流:0.2Cサンプル No. |
最大容量 (mAh) |
放電時最高温度 (℃) |
測定値 (mΩ) |
A | 2000 | 24.5 | 12.6 |
B | 2000 | 24.8 | 16.1 |
C | 3120 | 25.0 | 14.1 |
D | 2600 | 25.2 | 13.9 |
E | 1500 | 23.7 | 20.8 |
F | 3350 | 26.6 | 51.3 |
G | 3000 | 26.2 | 65.6 |
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