全固体電池評価試験

全固体電池評価試験

全固体電池の試作(圧粉方式)

■全固体電池の試作サービスを開始
ケミトックスでは研究開発用途に全固体電池の試作サービスを開始しました。社内設備を導入する前に成形条件を検討しておきたい際や、液系電池で使用していた部材を全固体電池で試したい場合など、ご希望の材料・部材を組み合わせて、圧粉方式(最大400 MPa以上)でペレット形状の全固体電池を試作します。試作した電池は、弊社の試験設備や分析装置を用いて、ワンストップで電池の性能評価や不良解析が可能です。お気軽に弊社の試作サービスをご利用ください。
プレス機
3台
山梨試験センター
KAI
100kN 手動式 試作サイズ
φ12mm
少量の材料で試作
東京第一ビル 200kN 手動式 試作サイズ
φ20 mm
200kN 電動式 試作サイズ
φ30 mm
大容量の電池開発向け
電気炉
5台
山梨試験センター
KAI
~1150 ℃ 不活性ガス雰囲気
対応
~1500 ℃ 酸化物系材料の
高温焼成に
東京第一ビル ~1050 ℃
~1150 ℃ 不活性ガス雰囲気
対応
硫化物系材料の
合成に
~1500 ℃ 不活性ガス雰囲気
対応
酸化物系材料の
高温焼成に
■試作実績
ケミトックスでは、LLZO系に代表される酸化物系材料に加え、LPS等の硫化物系材料を用いた全固体電池の試作を行っております。固体電解質の合成・成形・焼結条件の検討から、蒸着処理、極材の接合を行います。グローブボックスを使用して、大気に触れない環境下(アルゴン・窒素雰囲気)で試作できる設備を整えており、湿気や大気で分解する材料も取り扱い可能です。
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■試験測定実施例(充放電試験)
試作した電池は、500~1000サイクルを超える充放電サイクル試験を行い、充放電容量と長期サイクル耐性の評価が可能です。最大20チャンネルまで試験が可能であり、様々な条件で同時に測定を進めることができます。測定環境は-40℃から200℃に対応しており、充放電電流はnA~mAオーダーの微小電流で測定できます。
材料の限られる開発品に対しても、少量・低コストで評価可能です。
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■表面・断面観察実施例

焼結後の固体電解質(表面)のSEM画像 EDXによる元素マッピングの例

全固体電池試作サービス

お問い合わせ先
担当:石井 惇紀
TEL:03-3727-7111 e-mail:ju-ishii@chemitox.co.jp

ご依頼の際は下記の試験依頼書にご記入のうえ、担当者にご送付ください。
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